言問ねこ塾長日記

季節講習会のご案内をしてまいります。

Vol.292 新型コロナウイルス禍のいま、つとめを果たすこと

2020年04月20日

 今般の新型コロナウイルス禍に対し、私も自身の経営するこの有限会社言問学舎と一心同体のものとして、能うかぎりの対応をしている。2月終わりから3月初頭にかけて、全国の学校がいっせいに休校になるという時点では、まず自分の身の回りにおいて、子どもたちの教育の機会と場所を確保することに注力した。緊急事態宣言が出されてから、子どもたちの運動不足を懸念する保護者のみなさんの声が上がったことは非常に印象深いが、当時1か月間、子どもたちの学校での勉強の機会がなくなることに対して、まず勉強の面で「体力不足」に陥ることが明白に予測できたからである。

 本来の学校の春休み期間をはさんで、新型コロナウイルスの感染状況は拡大し、学校運営の取り扱いも二転三転した結果、当初の3月はじめから通算すれば2か月以上にわたって学校でまとまった授業が行なわれない事態となるに至った。学校であれ、私どものような私教育の場であれ、本来第一義である「子どもたちへの教育」よりも上位に「子どもたちの健康、安全」という命題がある以上、この4月に学校が休校状態になっていることは、やむをえないと考える。そして当然、私ども言問学舎も、4月8日水曜日から教室での対面授業を休止し、生徒たちへの授業は代替手段を用いている(当初3週間分の教材配布と通信添削、および国語のWeb授業配信)。

 さらに重要なのは、このあとゴールデンウィークが明けてからの対応であろう。おおぜいの生徒が集まる学校が通常通り生徒を登校させての運営ができるようになるのかどうか、現段階では何とも言えないし、かりに当初の計画通りにそれができないとしても、安全、健康を優先するためにならやむをえないことであろう。そこでわれわれ私教育の事業者はどうすればいいのか。それぞれができることを精一杯やるしかない、と言えばそれまでなのだが、何よりも大事なことは、教育の「機会」と「実質」を守り、提供しつづけることだ。

 緊急事態宣言が出されてから昨日までに、私のところにも2件、メールと電話で、「オンライン授業」の営業の誘いが来ている。もちろん言問学舎でも、オンライン授業を構築中です、というPRの文言を出している。それが現在の状況下、もっとも生徒とご家庭にとって安心な手法であり、教育事業の提供者として当然対応しなければならない命題だと考えるためである。しかしより重要なのは、「オンラインで登塾、対面しないで勉強できる」ことではなく、その中で提供される勉強の「実質」、もっと端的に言えば「質」の問題であろう。言問学舎では、とりあえず現在、『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』の一部コンテンツを全文公開して、音声・映像限定ながら現在提供できるベストの内容をご覧いただけるようにしている。

 今後はこの仕組みをより広範囲の多くの方々に、より深い内容でご提供できるよう、方策を練り上げていく所存である。

※ご参考までに、公開済みのカリキュラムを一点、ご紹介致します。

https://www.youtube.com/watch?v=-DfrSJh-Jno&t=106s かくれ里(小学5・6年生向き)
posted by hyojo at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言問ねこ塾長日記