一般告知(ひろく一般のみなさまへ)の方ではすでにお知らせ済みだが、満二十年を迎え二十一年目に入る今年、言問学舎の国語指導の理念を全学年共通で集約することとした。以下のコピーが、その共通の理念である。
<お子さんの一生の力となる「真の国語」を、たのしく、ていねいに教えます>
そのくわしい解説や実際の子どもたちとのかかわり方などは、下記リンク「ひろく一般のみなさまへ」の方にお目を通していただければ幸いであるが、ここでは言問学舎二十年の歩みを、創業当初は新聞折込チラシが主体であった広告のコピーの点から、振り返ってみたい。
http://blog5.kotogaku.co.jp/article/190147971.html ひろく一般のみなさまへ
@<なりたい大人に、なってほしい>
A<すべては生徒のため>
以上2点はチラシに先立って(創業当初は某フランチャイズ塾の一教室との一体運用だったため、チラシはフランチャイズ塾のものを使用/当時は「国語と文学の教室 評定塾⦅ひょうじょうじゅく⦆としてスタートし、翌2004年より言問学舎に一本化)、ビルの4階にあった教室へ上がる階段に掲示していたコピーである。特に@については、当時通ってくれていた女子小学生のお母様から、後年町でお会いするたびに、「あの言葉の通り自分の夢をかなえています」とお声がけいただいた。
なお@Aとも、のちによく似たコピーを目にするようになったが、使用当時は一切無関係である。
B<今、確かな一歩を踏み出そう>
言問学舎として制作した最初のチラシのコピーで、数年間使っていた。また同じチラシに「ここに確かな『塾』があります」も登場しているが、こちらは今でも言問学舎の入り口看板(プレート)に使用中である。
C<「塾」とは?人を育てるところです>
近年はあまり前面に出していないが、これは言問学舎の不変のスタンスである。このコピーの下に、次の3項目を生徒たちとの約束ごととして記してある。
1習ってない→今ここで習えばいいでしょ.
2わからない→先生とわかるまで勉強しようね
3.ムリ〜→無理なことはやってないの。さあ考えよう
そして次のフレーズで締めくくっている。
「やさしくて、きびしい」先生が、お子さんたちを待っています。
D<「やる気サイン」を見のがしません>
子どもたちは、勉強がきらいだ、わからないと口にはしていても、あるとき心の奥に何かが芽生え、表面には見せずに「やる気」になっていることがままあるもの。しかし、それを隠したがるのも、思春期までの子どもには往々にしてみられることである。ただ、隠しながらも言葉の端々や、ときおり見せる表情などに、「サイン」を出し、それをキャッチしてほしいと願うものでもある。その「サイン」を見のがさず、希少な機会をきちんととらえてぐいっと引き上げてあげることで、大幅な学力向上へとつなげることができる。これも2000年代のチラシに用いていたもの。
そして2011年(平成23年)ごろから、<『国語力』こそ、一生の力>が登場し、<国語を学んで「学力」と「感性」を豊かにしよう>などを経て、<国語の力は、一生の力>へと収斂(しゅうれん)してゆく。@〜Dとしてご紹介した理念・方針も揺らぐことなく、言問学舎の二十一年目以降は、これからの子どもたちのために以下の理念を貫きとおし、さらに磨き上げていく所存である。
<お子さんの一生の力となる「真の国語」を、たのしく、ていねいに教えます>